高齢化社会における
日本の未来

高齢化社会において、医療費の個人負担割合の増加は多くの国で懸念されています。
日本でも下記のような点が危惧されており、政策や社会的な対策を講じることが重要です。

医療費の増加

健康問題に直面しやすい高齢者の割合が増えると、医療ニーズが増加し医療費の需要が高まります。
このような状況下では、医療費の総額が増え、個人負担の割合も増加する可能性があります。

介護費用の増加

高齢者の増加に伴い、介護ニーズも増加し介護費用も増えるでしょう。
介護には費用と労力が必要なため個人や家族が介護負担を負うことが増え、経済的な負担も大きくなる可能性があります。

健康保険制度の持続可能性

高齢者の医療ニーズの増加や医療技術の進歩に伴い、保険制度の財政的な負担が増大する可能性があります。
その際、財政面で課題が生じ、個人負担割合の増加や制度改革の検討など、健康保険制度の持続可能性が問題になることがあります。

健康寿命と平均寿命
について

健康寿命と平均寿命の違い

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
※「令和2年版 厚生労働白書」P17

平均寿命とは、生まれてから亡くなるまでの時間を指す言葉です。
※「令和2年版 厚生労働白書」P14

健康寿命と平均寿命の大きな違いは、その人の健康状況を考慮するか否かにあります。
病気によって介護や支援を必要とする期間は「平均寿命」には換算されますが、「健康寿命」には換算されません。

健康寿命と平均寿命の推移

下記表は厚生労働省が公表した資料による平成13年と令和元年の女性の平均寿命と健康寿命です。
※「健康寿命の令和元年値について」P3

女性の平均寿命と健康寿命は、平成13年から令和元年の間にそれぞれ2歳～3歳ほど延びています。
ですが、平均寿命と健康寿命の差は12年以上あり、その間は健康上の問題を抱えながら日常生活を送っていることになります。

最後まで自分の意志で身体を動かし健康的に生活できるように健康寿命を延ばしましょう！

ジムへ通おうと思った
きっかけ

スポーツジムやフィットネスクラブに通おうと思った理由の一例を年代別にご紹介します。

10～20代

● 健康的な身体の維持のため
● 外見の改善や理想の体型を目指すため
● 友人や同世代から影響を受け、運動する楽しさを共有するため

30代

● 健康維持やストレス解消のため
● 子育てや家庭の責任を持つ中で自分の時間や健康ケアを大切にしたいと思ったため
● 出産後の体型の回復のため

40代

● 健康問題や年齢による体力低下を感じ、運動の必要性を実感
● 健康状態を維持し、将来の健康リスクを軽減するため
● 自身の活動範囲やエネルギーレベルを向上させるため

50代以降

● 健康状態の維持と老化の影響を抑えるために運動の必要性を実感
● 子育てや仕事の責任が軽減され自分自身のケアに取り組む時間ができた
● 社交的な要素として、同世代の人々と交流しながら健康をサポートしようと思った