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【苦手なマシン教えて】
苦手を放置するとダイエットは遠回り。女性専用ジムが明かす“苦手克服の本質”

ジムに通っていると、必ずひとつは存在する“どうしても苦手なマシン”。
「できないから避けてしまう…」
「ちょっと怖い、使い方が分からない…」
そんな不安は、実は多くの女性が共通して抱えているものです。
しかし、専門トレーナーの視点から見ると、
その“苦手”こそが最もダイエット効果を伸ばすポイント。
なぜなら、使えていない筋肉・姿勢のクセ・代謝を下げている原因は、
たいてい“苦手な動き”や“避けてしまうマシン”に現れるからです。
そこで今回は、アマゾネス全店舗スタッフへのアンケートをもとに、
「苦手マシンから分かるあなたのカラダの弱点」
「なぜ苦手がダイエット成功のカギになるのか」
を、実際のスタッフの声も交えながら解説します。
「苦手=やらない」ではなく、「苦手=変われるチャンス」。
この記事を読めば、避けていたマシンが“あなたの味方”に変わります。
なぜ“苦手なマシン”がダイエットの分岐点なのか?

ジムに通っていると誰にでも存在する「苦手なマシン」。しかし運動指導の専門家から見ると、この“苦手”こそ
ダイエット成果が伸びる人と停滞する人の分岐点
になります。
苦手マシンには、単なる不得意・好き嫌いではなく、代謝を下げている要因・姿勢の癖・筋肉の偏りなど
ダイエットの効率を左右する“本質的な問題”
が見事に表れます。
苦手マシンは、あなたが痩せない原因を可視化してくれる“身体の分析ツール”でもあるのです。
● 理由①:体の中で“使えていない部分”が顕在化するから
苦手=フォームが安定しない、負荷がうまく入らない、動きがぎこちない。これは裏を返せば
「そこを鍛えれば代謝が上がる」というサインです。
特に女性は、
- 前ももが強い(四頭筋が優位)
- お尻・裏ももが弱い(ハムストリングが不足)
- 背中の意識が入りづらい(姿勢が崩れやすい)
といった筋肉バランスの崩れが起きやすく、苦手マシンはその弱点を的確に教えてくれます。
▼専門的ポイント:筋電図の観点でも、使われていない筋肉ほど活動量が低下し、
代謝の消費も落ちる=脂肪が燃えにくい体へ繋がります。
● 理由②:大きな筋肉ほど苦手に感じやすい
アンケートで挙がった代表マシンは、
- レッグプレス
- チェストプレス
- ラットプルダウン
これらは大筋群を動かすマシンで、負荷が強いため苦手に感じやすいですが「最もダイエット効果が高い部位」でもあります。
▼大筋群を鍛えるメリット
・基礎代謝が上がる
・運動後も脂肪が燃え続ける(アフターバーン効果)
・姿勢が整い、全身が痩せやすい状態へ
● 理由③:実は「使い方を知らないだけ」がほとんど
現場スタッフの共通意見は「苦手の9割はフォーム」。シート設定・手足の位置・動作角度を正しく整えるだけで、驚くほど動きが改善します。
つまり、
フォームを1回覚えるだけで“苦手が得意に変わる”
ことがよくあります。
実際には、フォームを修正した直後に「軽い!」「効いてる感覚が分かった!」と驚かれる方が多数です。
スタッフに聞いた!苦手マシンあるある&克服ポイント
アマゾネス全店舗のスタッフは毎日多数の会員様をサポートしています。その中で共通しているのは、
「女性が苦手に感じやすいマシンには明確な理由がある」
ということです。
ここでは、スタッフのリアルな視点と運動学的根拠をもとに、苦手ポイントと克服方法をまとめました。
苦手=才能がない、ではありません。
苦手こそ代謝が伸びる“伸びしろ”です。
◆ ① 前ももに入りすぎる問題(レッグプレス・レッグエクステンション)
● 苦手の理由
女性は骨盤が広く股関節が内巻きになりやすいため、前ももが過剰に働く構造になっています。その結果、
「太ももが張る」「膝だけが痛い」「脚が震える」などの声が非常に多く寄せられます。
▼専門的ポイント:
前もも優位=お尻・裏ももが眠っている状態。
このアンバランスが下半身太りの大きな原因になります。
● 克服のポイント
- 足幅は肩幅よりやや広め
- つま先は15〜30度外向き
- お尻と背中をパッドに密着
- 膝を伸ばし切らない
これだけで前ももの負担が激減し、
お尻・裏ももに効かせる“ダイエット効率フォーム”
に変わります。
◆ ② 引く系が苦手(ラットプルダウン・ローイング)
● 苦手の理由
背中は日常生活でほぼ使われず、猫背や巻き肩が重なることで“背中が動かない身体”になりやすいのが女性の特徴です。
腕ばかりに力が入るのは、この背中の筋力不足と姿勢の癖が原因です。
▼背中が動かないと…
肩こり・猫背・二の腕のたるみにつながり、脂肪燃焼効率が低下します。
● 克服のポイント
- バーを引く前に肩を下げてセット
- 引く方向は胸・みぞおちを狙う
- 背筋を伸ばして背中の軌道を作る
背中が使えると姿勢改善&上半身の脂肪燃焼が一気に進みます。
◆ ③ 胸系マシンが苦手(チェストプレス)
● 苦手の理由
胸筋は日常生活で使われにくく、スマホ姿勢で縮んでいるため「押せない」「肩が痛い」「胸に入らない」と感じやすい部位です。
● 克服ポイント
- 手首を寝かせず拳を立てる
- 胸を張り肩を落とすセットが最重要
- 肘角度は90度付近をキープ
胸が使えるようになると、姿勢が整い、肩こり改善にもつながります。
【スタッフの声 PICK UP】
◆ スタッフの声(葛飾新宿店・Fさん)
リアデルトって、背中に効かせたいのに肩ばかり疲れてしまうマシンではないですか?私も、肩がすくんで首や肩まわりばかり疲れてしまうタイプでした。この苦手意識を克服できた一番のポイントは、「肩ではなく背中で引く」意識を持つこと。グリップは
“添えるだけ”
のイメージにして、肘を外側〜後ろに引くように動かすと、背中の筋肉が主導になります。
この「肘の意識」ができるようになると、長年の悩みが一気に解消されました!苦手なマシンこそ、成長のチャンスですよ。
- グリップは“添えるだけ”で力を抜く
- 肘を後ろへ引くイメージで動作する
- 軽めの重量で感覚をつかむ
◆ スタッフの声(西明石店・Kさん)
ジムに通っていて「このマシン苦手…」と感じる時は、身体の弱点に気づける大きなチャンスなんです!例えば、レッグプレスなら足幅や膝の向き、ラットプルダウンなら引く前に
肩をしっかり下げる
動きを意識するだけで効果は劇的に変わります。ヒップスラストでお尻に効かせたい場合も、重量よりもフォーム、特に骨盤の動きや目線の位置を整えることが大切。私たちは「向いていない」わけではなく、意識ポイントを知らないだけなので、改善点を一緒に見つけていきましょう。
◆ スタッフの声(阿佐ヶ谷店・Tさん)
ラットプルダウンは、背中の広がりを作る「広背筋」をメインに使うトレーニングですが、普段の生活で背中を意識することが少ないため、腕や肩に力が入りやすいですよね。私も以前は腕で引いてしまいがちでした。ポイントは、「引く動作=背中を寄せる動作」と意識を変えることと、バーを引く前に
肩甲骨を下げてから動かす
こと。慣れるまでは、軽い重さで「2秒で引いて2秒で戻す」というゆっくりした動作を試してみてください。きっと背中で引ける感覚がわかるはずです!
まずは「肩甲骨を下げる」→「背中を寄せる」この順を体に覚えさせると安定します。
◆ スタッフの声(京都一乗寺店・Tさん)
バックエクステンションは、背筋を鍛えて姿勢改善や体幹の安定に役立つ、奥の深いマシンです。会員さんからも「背中を丸めて起き上がる動作が難しい」というお声をよく聞きますが、決して「自分だけ」ではありません。克服のためには、
背中を丸める意識を持ち、腰ではなく背筋全体で動かす
ことが大切。また、起き上がる時に息を吐き、下ろす時に吸うと動作のリズムが安定します。無理に回数を増やさず、軽めの負荷から丁寧に練習することで、必ず成長につながりますよ。
- 起き上がるときに息を吐く
- 下ろすときに息を吸う
- 背筋全体で動かす感覚を優先する
◆ スタッフの声(西明石店・Kさん)
ラットプルダウンで「腕ばかり疲れて背中に効かない」という悩みは、腕で引っ張ってしまっていることが原因です。女性でもしっかり背中に効かせるコツは、
肘を下げる動き
を意識すること!バーを強く握るのではなく、「バーに手を引っかけて肘を下ろす感覚」を試してみてください。そして、バーを鎖骨〜胸の上あたりに下ろしたときに、肩甲骨を軽く寄せる意識を持つと、背中のラインが綺麗に整っていきます。ちょっとしたフォームの修正で驚くほど変わるので、いつでも私たちスタッフにご相談くださいね。
フィットネス知識を伝える比喩
苦手なマシンを克服する過程は、まるでパズルのピースを一つずつ合わせる作業に似ています。最初は何が正解かわからず、力任せにやってもうまくいきませんが、
「肘の動かし方」や
「骨盤の角度」
といった意識すべきピースが合わさると、急に全体像(正しいフォームと効いている感覚)が見えるようになります。
- フォームの「小さな修正」が大きな差を生む
- 軽い負荷で意識を固め、その後で重量を伸ばす
- 分からないときはスタッフに相談するだけで習得が早くなる
苦手マシンを克服するとダイエットが加速する理由

スタッフ全員が共通して感じているのは、
「苦手なマシンに向き合った人ほど変化が早い」
という事実です。
苦手な動きを避けてしまうと、使えていない筋肉が眠ったままになり、姿勢の癖も残り続け、ダイエットの効率が著しく落ちます。逆に、苦手を克服すると身体と代謝が一気に変わり、“加速モード”に入ります。
苦手克服=身体・代謝・メンタルのすべてが変わる最強のスイッチです。
● ① 大きい筋肉が目覚める=基礎代謝が爆増する
レッグプレス・ラットプルダウン・チェストプレスなど、苦手として挙がりやすいマシンは、いずれも大筋群を動かすため、代謝向上に直結します。
▼大筋群が動くと起こる変化
・基礎代謝UP
・消費カロリーUP
・アフターバーン効果増大
大きい筋肉は何もしていない状態でも多くのエネルギーを消費するため、苦手マシンこそ“痩せるエンジン”を回す最短ルートになります。
● ② 苦手を克服すると“フォーム精度”が一気に上がる
苦手動作には、筋肉の使い方の偏り・姿勢の癖・関節のズレが隠れており、そこを修正しようとする過程がそのままフォーム改善になります。
▼フォーム精度が上がると…
・効かせたい筋肉が働く
・無駄な力みが減る
・1回あたりの消費エネルギーが増える
・“痩せるフォーム”が自然と身につく
スタッフがよく言う「苦手こそ伸びしろ」の理由は、弱い部分が目覚めることで変化量が圧倒的に大きいからです。
● ③ “できなかったことができる”は最強のモチベーション
苦手克服は、心理的にも大きな意味があります。できなかった動作ができるようになると、報酬系ホルモンが働き、継続意欲が劇的に高まります。
▼成功体験が増えると…
・継続力UP
・自己効力感の向上
・挑戦への意欲が高まる
結果、ダイエットの成功スピードも加速します。
アマゾネスの会員様の中でも、苦手克服をきっかけに劇的に変わる方が非常に多いです。
苦手マシンは“避けるもの”ではなく“あなたを変える装置”

ここまで読み進めていただき、苦手マシンには明確な理由があるということが分かったはずです。苦手=弱点ではなく、あなたを最も変えてくれる“伸びしろ”です。
前ももに力が入る、背中が使えない、押せない・引けない、なんとなく怖い…。
これらはすべて、身体からの
「ここを変えればもっと良くなるよ」
というメッセージです。
苦手=問題ではありません。
苦手=あなたが最も成長できる場所です。
● 苦手は“改善ポイント”を教えてくれるサイン
運動生理学では、動かしにくい部分には“使えていない筋肉”、苦手動作には“フォームの癖”、怖さには“身体の連動不足”が隠れていると考えられています。
つまり、苦手を克服する行動そのものが、
姿勢・筋力・代謝を改善する最短ルート
なのです。
● スタッフは「変化の瞬間」を誰よりも楽しみにしている
アマゾネスのスタッフは、数えきれないほどの“変化の瞬間”を見てきました。
- 背中に効いたと実感できた瞬間
- レッグプレスが安定して押せた瞬間
- 苦手だったチェストプレスがスムーズに動いた瞬間
これらはすべて、あなたの身体が変わり始めるサインです。私たちはその一歩を全力でサポートします。
● 苦手克服の近道は“3分の勇気”
スタッフと一緒に3分だけ取り組むだけで、
・苦手意識が消える
・正しい筋肉が働く
・“できる感覚”が芽生える
という変化が起きます。
苦手克服は身体だけでなく、心のモチベーションにも大きく影響します。
● 明日は“成長マシン”に変わる
苦手だったマシンは敵ではありません。あなたを変えるために存在する“装置”です。
今日まで避けていたマシンも、明日はあなたの成長を支える相棒に変わります。あなたの身体は必ず変わります。
スタッフ全員、あなたの“できた!”の瞬間を心から楽しみにしています。




