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なぜ多くの女性が「理想の体」に近づけないのか

「痩せたい」「引き締めたい」「昔の体型に戻りたい」
女性専用24時間ジムAmazonesに来られる方の多くが、最初に口にされる言葉です。
実際、運動を始めようと思うきっかけはとても前向きで、
「健康的になりたい」「自分に自信を持ちたい」「服をきれいに着たい」
といった、生活をより良くしたい気持ちからスタートする方がほとんどです。
それにも関わらず、
・途中でジムから足が遠のいてしまう
・体重が思ったほど減らずに不安になる
・頑張っているのに成果を感じられない
といった悩みを抱えてしまう女性は少なくありません。
現場で多くの会員様をサポートしてきたトレーナーとして、
ここははっきりお伝えしたいポイントがあります。
理想の体に近づけない原因は、決して「努力不足」や「意志の弱さ」ではありません。
むしろ多くの場合、最初に設定している「考え方」や「目標」が、
ご自身の生活や体の状態と合っていないことが原因です。
今はSNSやネット上に、ダイエット情報があふれています。
・短期間で激変
・〇kg痩せたビフォーアフター
・誰でも簡単にできる方法
こうした情報は目を引きやすく、
「自分も同じように変われるかもしれない」と期待を抱くのは、とても自然なことです。
しかし、トレーナーの立場から見ると、
それらの多くは
「条件がそろった一部のケース」
であることも事実です。
体の変化には、
・年齢
・筋肉量
・過去の運動経験
・仕事や家事による生活リズム
・睡眠やストレスの状態
といった、さまざまな要素が影響します。
つまり、同じ運動・同じ食事をしても、
結果が出るスピードや変化の現れ方は人それぞれ違うのです。
にもかかわらず、
「SNSの成功例」と「今の自分」を比べてしまうことで、
「私は向いていないのかも」
「やっぱり続かない」
と自分を責めてしまう方がとても多いのが現実です。
だからこそ、最初に一番大切にしてほしいのは、
「理想の体に近づけない理由」を自分のせいにしないこと。
必要なのは、もっと頑張ることではなく、
今の自分に合った考え方と、現実的な目標設定に切り替えること
です。
ここから先では、
トレーナーが現場で実際に大切にしている考え方や、
多くの女性が無理なく続けられた「現実的な目標の立て方」を、
順を追ってお伝えしていきます。
「変われなかった自分」を責める時間を、
「これから変わっていく自分」を育てる時間に変えていきましょう。
「理想の体」を決める前に見直したい3つの思い込み

多くの女性が無意識のうちに持っている思い込みがあります。
これが、ダイエットや運動を苦しくしてしまう原因になることも。
① 理想=体重の数字だと思っている
体重はあくまで指標のひとつ。
筋肉量や体脂肪率、見た目の変化は数字だけでは測れません
。
体重が減らなくても、ウエストやヒップラインが変わっていることはよくあります。
② 早く結果を出さなければ意味がない
短期間での変化を求めるほど、食事制限や過度な運動に走りがちです。
その結果、
続かずリバウンド
…という悪循環に。
③ 頑張らないと変われない
実は、体は「無理をしたとき」よりも
「続けられたとき」に変わります
。
頑張りすぎるほど、心と体は疲れてしまいます。
トレーナーとしてお伝えしたいのは、
理想の体に近づくために必要なのは“気合”ではなく“設計”
だということです。
◆ 70点合格ルールで「過去の自分」と比較する│スタッフの声(宇都宮店・Oさん)
「私には無理かも…」と感じるのは、あなたが真面目に頑張っている証拠です。
比べる相手はSNSの誰かではなく、
「疲れにくくなった」「洋服がきれいに着られるようになった」という過去の自分にしましょう。
理想に近づく人ほど実はストイックすぎず、
「行けない週があってもOK」という70点合格の考え方を持っています。
帰宅後の5分ストレッチだけでも立派な行動です。
特別な才能ではなく、日々の小さな積み重ねが結果として後からついてきます。
トレーナーが大切にしている「理想の体」の考え方
現場で多くの女性を見てきた中で、
「結果が出る人」に共通している考え方があります。
それは、
理想の体=一生キープできる体
という視点を持っていること。
一時的に痩せた体ではなく、
- 疲れにくい
- 体調が安定している
- 気持ちが前向き
- 生活の中に運動が自然にある
こうした状態を含めて「理想」と捉えています。
だからこそ、
- 毎日完璧を目指さない
- できなかった日があっても責めない
- 小さな変化を喜べる
という姿勢が身についていきます。
◆ 「完璧」より「継続」を!脂質を意識するコツ│スタッフの声(田端店・Hさん)
「忙しくて1週間来れなかったから、もう意味がない」と自分を責めていませんか?
大丈夫、筋肉は少しのブランクではゼロになりません。
大切なのは「また来よう」と戻ってくることそのものです。
食事も極端な制限より、揚げ物を減らしたり、ドレッシングを控えたりする
「脂質を減らす」意識だけで体は確実に変わります。
100点を目指して燃え尽きるより、
まずは週1〜2回の習慣を大切にして、自分を褒めてあげましょう。
現実的な目標設定が、結果を最短で引き寄せる理由
ここまでお伝えしてきたように、
理想の体づくりがうまくいかない原因の多くは「努力不足」ではありません。
実は、その後の結果を大きく左右するのが
最初の「目標の立て方」です。
現実的な目標というと、
「妥協しているように感じる」「気持ちが上がらない」と思われがちですが、
それは大きな誤解です。
正しく設計された現実的な目標こそが、結果への一番の近道
になります。
トレーナーが重視する「2種類の目標」
現場で多くの女性をサポートしてきた中で、
結果が出ている方に共通しているのは、
目標をひとつに絞らず、「役割の違う目標」を持っていること
です。
トレーナーがおすすめしているのは、
「行動目標」と「変化目標」を分けて考える方法です。
行動目標とは「今日できたかどうか」を判断できる目標
行動目標は、
自分でコントロールできる行動そのもの
に設定します。
- 週2回ジムに行く
- 1回30分だけ運動する
- エレベーターを階段に変える日を作る
この行動目標があることで、
体重が変わらない日でも「今日はできた」という達成感が残ります。
これが、モチベーションを安定させる大きなポイントです。
変化目標とは「少し先の未来」を示す目印
一方、変化目標は
体や感覚の変化をゆるやかに確認するための指標
です。
- 3ヶ月でウエスト−3cm
- 疲れにくくなる
- 体を動かすことへの抵抗をなくす
ここで大切なのは、
変化目標は毎日追いかけすぎないこと
。
体の変化にはタイムラグがあります。
行動が積み重なった結果として、あとから静かに現れるものです。
◆ 行動目標を積み重ねてスモールステップで成功│スタッフの声(宇都宮店・Fさん)
「数字」よりも「続く設計」を優先する
短期間で大きな変化を出そうとすると、
食事制限が厳しくなり、運動量も増えがちです。
ですが、その状態が続く人はほとんどいません。
結果として、
「頑張ったのに続かなかった」
「また元に戻ってしまった」
という経験を繰り返してしまいます。
トレーナーとして強くお伝えしたいのは、
体は“正しい強度”で続けた人から順番に変わっていく
ということです。
◆ 現実的な数値設定が成功への最短ルート│スタッフの声(田端店・Fさん)
自分に合った方法を知ることが、遠回りを防ぐ

もうひとつ、目標設定と同じくらい重要なのが
「自分に合った方法を知ること」
です。
ダイエットや運動には、流行の方法や成功事例がたくさんあります。
ですが、
誰かに効果があった方法が、自分にも合うとは限りません
。
体質・骨格・筋肉のつき方・生活リズム・過去の運動経験。
これらはすべて人によって違います。
◆ 遺伝子検査で知る自分にぴったりのダイエット法│スタッフの声(葛城新庄店・Tさん)
「管理=我慢」ではなく「管理=把握」
食事管理や運動管理というと、
「制限」「禁止」「我慢」というイメージを持つ方も多いですが、
本来の目的は違います。
管理とは、自分の傾向を知るためのツール
です。
◆ アプリ活用と代替えメニューでストレスゼロに│スタッフの声(葛城新庄店・Kさん)
理想の体に近づく人が続けている、たった一つの習慣

理想の体に近づいていく人に、
特別な才能があるわけではありません。
現場で多くの女性を見てきた中で、はっきりと言える共通点があります。
それは、
「完璧な1日」を目指すのではなく、「続けられる1週間」を大切にしていること。
忙しい日、疲れている日、気分が乗らない日。
そんな日があるのは当たり前です。
理想に近づく人ほど、その現実をちゃんと受け入れています。
- 忙しい日は短時間でもOK
- 気分が乗らない日はストレッチだけ
- ジムに行けない週があっても、また戻ってくる
こうした“ゆるさ”を許せる人ほど、
結果的に運動や食事との付き合いが長く続いていきます。
トレーナーとしてお伝えしたいのは、
体は「頑張った量」ではなく、「積み重なった時間」に反応する
ということです。
今日の運動が完璧でなくても、
今日の食事が理想通りでなくても、
それだけで今までの努力が無駄になることはありません。
むしろ、
「できなかった日があっても、また戻ってこられる」
この感覚こそが、理想の体づくりにおいて最も重要な習慣です。
理想の体は、
厳しい制限や一時的な根性の先にあるものではありません。
今の生活の中で、
今の自分に合ったペースで、
現実的な目標を一つずつ積み重ねていった先にあります。
もし今、
「私には続けられないかも」
「また失敗するかも」
そう感じているなら、それは本気で向き合っている証拠です。
今日できた小さな一歩を、ぜひ認めてあげてください。
その積み重ねが、気づいたときに
「これが私の理想の体なんだ」
と思える未来につながっていきます。



